7月11日(土) 17時頃、フランクフルトに到着。足早に両替を済ませ、空港駅のある第一タ ーミナルへ移動する。早速、ユーレイルパスのバリデイトをしてもらう。 地下のホームへ降りる。昨年、初めての海外旅行にドイツへ来た時にフランク フルトに到着し、同じく空港駅から列車に乗ったのを思い出す。その時は、ホー ムに降りた時に、最初にステンレスの客車が入ってきて、最初に見たドイツの車 両に感動し、行き先も確認せずコンパートメントに入り、気が付くと中央駅を通 らず、ハーナウ方面へ行ってしまい、結局、ハーナウで折り返したのでした。 さて、今回は2回目とあって比較的落ち着いている。てっきり、2面4線と思 っていた空港駅は2面3線であることに気付く余裕もある。中線(?)にはDM Uが入ってくる。ペンドリーノ(611系)のようだ。2両ユニットを3つくら いつないでいただろうか。赤い新塗装もある。S-Bahnに乗り込み中央駅へ。 今回の旅行は、往復の航空券以外は初日のホテル以外は予約していない。初日 だけは、夕方フランクフルトに着くこともありインターシティーホテルを予約し ている。DBの経営する同ホテルに泊りたいと言うのもあったが。。。 中央駅へ着き、すぐにチェックインすればいいものを、大きい荷物をしょって 中央駅を歩き回る。「おー、103だ。」「おー、ICEだ、遅れてるんだろうか。」 などとやってるうちに30分くらい過ぎただろうか。その後、インターシティー ホテルへ。駅構内なるものと思っていたが、どうやら、別の建物らしい。駅の着 発線から見て右側に出ると道を隔てたところにすぐにあった。横の建物はDBの 建物のようだ。支社とか管理局とかいうものだろうか。外は雨が降っていた。 ホテルに荷物を置き、再び中央駅へ。それにしても、中央駅は何時間いても飽き ない。最初は珍しがっていた103も、うようよいる。TEE色だって、珍しくない。 さて、U-Bahnに乗りに行く。フランクフルトのU-Bahnは、ベルリンやミュンヘン などの他の都市に比べあまり話題にならないので、見てみたかったのだ。切符を買 い、地下ホームへ降りる。一見2面4線だが、よく見ると外側の2線は線路はある が、トンネル側に金網がしてあり、電車が入ってくることはできない。線路はゴミ だらけだ。将来用の計画路線なのだろうか?そうこうしてるうち、トラムタイプの 電車が入ってくる。U6でKonstablewacheへ。そこから、S-Bahnで中央駅へ戻ろうと ホームへ。記憶が確かでないが、同駅はU6,U7とS-Bahnが方向別の複々線になって いた。そこで停車中のU6の電車に乗り込む。Hauptwache方面へ向かおうとしたが、 間違って逆に乗ってしまい、一駅でzoo駅へ。どうも、日本の左側通行が身にしみ ているようだ。席をちょうど埋めていた乗客も、いつのまにかどこかへ行ってしま った。同じ電車で戻ろうかとも思ったが、怪しまれるのもやだし、間違えて乗った 事を説明することもできない。だいいち、ドイツで誤乗による復乗が認められるか は分からない。とりあえず、目的は電車に乗るだけなので、ちょうど上をトラムが 走っているはずであり、中央駅で買った切符もまだ有効だろう。外へ出てトラムを 待つ。Ostendstrasseまで行って、S-Bahnで中央駅へ戻ることとする。トラムを待 っていると反対側から入ってくる。また、逆で待っていることに気付く。いまだに 右側通行には慣れない。車道を渡る時もどうしても、最初に右から車がくることを 確認してしまい、気付いて左を見るが渡る時にまた、右を見てしまう。真ん中まで 渡りその逆をやる。はたから見るときょろきょろしてる妙な東洋人なのだろう。さ て、無事トラムに乗り、Ostendstrasseへ。外はまだ明るいが、人影はまばらであ る。S-Bahnの駅へ。 そこで、今回の旅行の最初のトラブルが発生した。S-Bahnの駅は地下だが、その 階段を降りたところで、高校生くらいだろうか、2人組みの男がいて、ひとりが絡 んできた。1マルクをだし、何かを言っている。ドイツ語だから分からない。多分、 両替してくれとか言っているのだろう。そこで、財布を出したら向こうの思うつぼ、 財布をふんだくられて、逃げられるのが落ちだろう。手を振って横をすり抜け、先 に行こうとしても、行かせてくれない。付近には誰も通らない。2人のうち、一人 は、絡んでこないのだが、少し離れた後ろで、自動券売機を思いっきり蹴ったりし て、何か叫んでいる。「ヤパーニッシュ、ヤパーニシュ、、」とか聞こえるので、 そいつは日本人だ、いいかもだ、とか言う意味のことを行ってるのだろうか。絡ん でいる方は、俺に絡みながら、階段の方をチラチラと見ている。誰か来るのを警戒 しているようだ。僕は、暴力を振るわれることを覚悟したが、どうすることもでき なかった。5分くらいそうしていただろうか、思いきってすり抜けて先へ行こうと した。そのとき、どこかガイドブックの片隅に書いてある「嫌な時ははっきりと意 志を伝えること」というのを思い出し、向こうが制止するのを「No!」と大声で 言って振り切ったのであった。向こうが強硬手段に出るかとも思ったが、あさっり 身を引き、震えながら階段を織りる僕に、笑顔で手を振って 「Bye!」とか言って いました。その後、しばらくは震えが止まりませんでした。 結局、その一件でビビってしまい、夕食は中央駅の中のレストランで済ませまし た。その日は疲れたのと頼んでない2つめのビールですっかり眠くなりホテルに戻 り、すぐに寝ました。