7月17日(金) 6時半からというのを6時からにしてもらった朝食を急いで食べ、チェックア ウト。またしても朝が早い。なぜ、そんな早く起きたかというと理由がある。 RABeEC型(旧TEEゴッタルト)に乗りたいからである。いろいろな情報 からBern-FrasneのTGV連絡列車に使われている事だけは確かなようなので、1 日2往復の列車のうち、ベルン発6時45分発を狙ったのだ。特別な料金を取ら れるのではという情報もあったので、TGVとの予約もかねて前日ベルン中央駅 で聞いたところ、必要ないとのことで、TGVのみ予約した。TGVの指定券を 持ってるといらないのだろうか? さて、中央駅のホームへあがるとすでに入線していた。思ったより大きく見え た。形から勝手に小田急のSEのような車両を想像していたが、標準軌の車両が そんなに小さい訳がない。後ろから乗り一番前の1等に席をとる。私が乗った車 両は4、5人程度しか乗っていなかった。2等は半分くらい席が埋まっていたよ うだ。運転台の後ろはガラスになっていて、なぜか折り畳みのパイプ椅子がおい てあるのでそこに座りかぶりつく。運転台の「MAX160km/h」の表示が 印象的である。食堂車に行ってみる。メニューは紙1枚のさみしいもので、店員 もひとり、作業服のようなものを着ている。コーヒーをたのむと出てきたのは紙 のカップだった。3スイスフラン也。コーヒーを飲み終え再びかぶりつく。途中、 停車駅で停止位置目標であろうかTEEの表示があったのには驚いた。いつのま にかロングレールではなくなり、複線だった線路も単線になっている。さっきま で120キロくらいで走っていたのに80キロくらいになってしまった。景色は 絵に描いたような山の中を左右に進む。交換する駅もほとんどなく30分くらい 走ったような気がする。もちろんすれて違う列車などない。TGVもこんな路線 を走るのかと思うと不思議である。Frasneに着く案内放送があるまでかぶりつい ていたが、またしても国境は分からなかった。 Frasne8時28分着。Frasneは、田舎の駅。着いたホームの反対側にTGV( 8時34分発)が到着。オレンジ色のSBBの車両のようだ。80キロ位で走り Mauchandへ。ストラスブール、リヨンを結ぶ線と交わる駅であるがトーマスクッ クの時刻表の地図には駅名はない。ここも田舎の駅である。9時38分発リヨン 行きに乗る。初めて乗るフランスの客車だ。ドイツの客車と比べると軽い雰囲気 がする。検札をしている車掌からはパスポートの提示を求められる。国際列車以 外でははじめてだ。リヨンペラーシュで下車する。 構内には様々な列車が出入りしている。そこへ、塗装が変わった車両が停車し ているのに気付いた。薄いクリーム色とオレンジ色のツートンカラーで車体も古 びている。